全カリシンポジウム「言語科目としての日本手話—10年のあゆみ」
INFORMATION
本学では2010年度より、日本手話を言語科目として展開している。日本手話は日本語とは文法を異にする独立した言語であり、その背景にろう者の文化を保持している。他方、多くの人々は手話を言語であると認識しておらず、ろう文化の存在を知らない。言語科目としての手話教育が、ろう者そして聴者にもたらす意味を理解するとともに、本学での日本手話授業実践報告を通して、この10年を振り返る機会としたい。
※手話通訳あり
基調講演
テーマ「日本手話の言語性」
日本社会事業大学教授
斉藤 くるみ(さいとう くるみ) 氏
国際基督教大学大学院博士課程修了(教育学博士)。日本社会事業大学社会福祉学部教授。主著『視覚言語の世界』(彩流社、2003)『少数言語としての手話』(東京大学出版会、2007)など。
事例報告
本学兼任講師「日本手話 1~4」担当、手話通訳士
細野 昌子(ほその まさこ) 氏
筑波技術大学非常勤講師、手話通訳士。全学共通カリキュラム「日本手話 1~4」のコーディネート、通訳を担当。
コメント
本学兼任講師「日本手話 1~4」担当
野崎 静枝(のざき しずえ) 氏
ネイティブサイナー(ろう者)。全学共通カリキュラム「日本手話 1~4」にて、実技ならびにコラム(ろう文化の紹介)を担当。
詳細情報
名称
全カリシンポジウム「言語科目としての日本手話—10年のあゆみ」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
全学共通カリキュラム運営センター