平成24年度文科省がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
立教大学がんプロ国際シンポジウム「海外で活躍する医学物理士」
INFORMATION
立教大学理学研究科では、2008年度より文部科学省がんプロフェッショナル養成プランからの補助に基づき、大学院前期課程の学生を対象に医学物理士養成コースを立ち上げ、高精度放射線がん治療の担い手となる医学物理士を育成するべく、教育を行ってきた。また、2012年度からは文部科学省がんプロフェッショナル養成基盤推進プランからの補助を受け、新たに大学院後期過程の学生を対象とした、医学物理研究コースを立ち上げ、医学物理研究の第一線で活躍できる研究者育成教育を行っている。
しかし、国内において高精度放射線治療の担い手である医学物理士の認知度は、海外に比較して未だ低く、職種としての早急な理解が望まれている。本シンポジウムでは、「海外で活躍する医学物理士」をキーワードに、日欧米で活躍する医学物理士を招き、海外の医学物理士の特徴や医学物理士を取り巻く国内外の現状についてご講演頂く予定である。それぞれの講演者の視点から、一般市民を含む参加者の方々へ医学物理士についての理解と浸透を目指し、本シンポジウムを企画した。使用言語:英語(通訳なし)
講師
Turville Bay MRI & Radiation Oncology Center
Jessica Klaers 氏
専門は放射線治療?MRI。University of Wisconsinにて学位を取得後、同大学およびWashington Universityにて医学物理士経験を積み、2012年7月より米国Turville Bay MRI & Radiation Oncology Centerにて医学物理士として臨床業務に従事。
National Institute of Radiological Sciences
Nathalie Fournier Bidoz 氏
専門は高精度放射線治療全般。特に重粒子線がん治療。フランスHopital Institue Curie及びCentre de Protontherapie, Institut Curieにて医学物理士業務に従事後、2015年4月より現職。
順天堂大学医学部 放射線医学教室 放射線治療学講座 助教
黒河 千恵 氏
専門は高精度放射線治療を含む放射線腫瘍学。北海道大学理学研究院にて学位を取得後、米国フロリダ大学医学部医学物理レジデントを経て、2014年4月より現職。国内の医学物理士資格だけでなく、米国医学物理士資格(Diplomate of the American Board of Radiology)を取得している。
詳細情報
名称
立教大学がんプロ国際シンポジウム「海外で活躍する医学物理士」
対象者
※申込不要、入場無料
主催
共催
お問い合わせ
理学部
TEL:03-3985-3383 FAX:03-3985-4159
E-mail:science@rikkyo.ac.jp